トップページ >良い歯医者の選び方
| 皆さんは歯医者に行き、お金をかけて保険外の治療をしようと思ったときに、どんな基準で歯科医院を選んでいますか? 従来よく紹介されていたのは、一般的な歯科治療を受ける上での、よい歯科医院の選び方でしたが、ここでは、九州・山口という地方都市で保険外治療(自由診療での治療)をおこなううえでの、よい歯科医院の上手な選び方のポイントをお教えします。 |
患者としての心構え
歯科医は利便性や人間関係を考えずに選ぶ。
| 家から近い、職場から近いと利便性優先で歯科医を選択する人がいます。しかし、便利な所に良い歯医者がいるとは限りません。 また、知り合いの歯医者さんが必ずしも良い歯医者さんとも限りません。きちんと歯の治療をしたかったら、便利さや人間関係は考えず、自分にとって適切な歯科医を選ぶべきです。 |
遅い時間帯に治療にいかない。
| 「仕事が終わってから歯の治療」と遅い時間帯に治療に来院する人がいます。 歯科医やスタッフも患者さんと同じく、遅い時間帯は疲れています。良い治療を受けたい時は、良い仕事ができる日中が望ましいと思われます。 |
予約時間を守る。
| 救急の患者さんや、治療内容の予期せぬ変化により、予約時間通りに診察が始まらないこともありますが、歯科医も可能な限り予約時間を守りたいと考えています。 無断キャンセル、当日キャンセルは、ご自分の治療期間が長くなるだけでなく、他の患者さんの治療機会を減らすことになります。 来院時には自分のスケジュール帳などをお持ちになり、その場で予約を取るようにしましょう。帰宅後に電話で予約になると、再確認の手間がかかり、その結果、治療時間が短くなります。 |
歯科保険診療の適応範囲を理解する。
|
国の財政状態の影響で、医科・歯科とも保険医療は崩壊し始めています。 保険医療の性質上、生命と係わりの強い一般医科を優先する必要があり、生命と直接係わりの少ない歯科治療には、保険治療での制限がかかり始めています。 一方、最近10年間で歯科治療の技術は飛躍的に進歩しましたが、インプラント治療を中心とした最新技術は、全く保険治療の中に取り入れられていません。保険治療で時代に合った治療を受けられたのは、過去の話になったことを知るべきです。 |
看板から診療レベルを判断する。
医院の敷地から離れた場所に、複数の看板を出している医院は避ける。
| 看板を多く出している歯科医院が、必ずしも良くないとは言えませんが、どちらかというとレベルの高い治療を行おうというより、不特定多数の患者さんを獲得しようという姿勢が現れているように思えるのです。 このような不特定多数の患者さんを獲得しようとする医院は、保険診療を受けるには良いのかもしれませんが、自由診療を希望して高額な治療費を支払っても、材料が違うだけのものが入れられるだけで、技術内容は保険レベルの治療しかしてもらえないかもしれません。 |
数多くの歯科医院を開業しているチェーン店歯科は避ける。
| チェーン店展開が歯科医業でしにくい理由は、仕事の内容に熟練が必要なため、均一な仕事内容を提供しにくいためです。 チェーン店の雇われ院長になっても、優秀な先生はノウハウを会得した後すぐに退社し、自分で開業してしまうので、チェーン店展開が難しいのです。 いつまでもチェーン店に雇われ続けている先生は能力の無い方かもしれません。 また、チェーン店の院長(理事長)は、治療以外の業務に追われていると思われますので、経営能力には優れていますが、治療の技術に卓越している方は少ないようです。 |
医院名に院長の名前のない歯科医院は避ける。
| 特に問題が無ければ、自分の名前を医院の名前につけるでしょう。先に述べたチェーン店のサテライト歯科には、地名やカタカナ名の歯科が多くあります。 院長不在や、誰が院長かわからないようではダメです。 |
歯科大学の研修機関になっている歯科開業医は避ける。
| 歯科大学の研修システムが変更され、新卒の先生に卒後研修義務が課せられました。 しかし、大学病院の受け皿が十分でないため、大学病院は一般の歯科医院に研修医を送るようになりました。このような受け皿となった歯科開業医では、大学病院でもないのに新卒の先生が治療にあたることがあると思われます。 新卒の先生は、学生とは違い歯科医師免許を取得しているので、法的には問題がありません。考えようによっては、患者さんが一番損しますので避けて下さい。 |
外観から診療レベルを判断する。
粗末な診療所や機材の医院は避ける。
| 医院や機材が粗末ということは、相変わらず古い治療を行っている可能性が高いと考えられます。 インプラント治療を中心として、ここ10年間で歯科治療は大きく進歩しました。新しいものが全て良いとは限りませんが、あまり古い機材では困ります。 |
新規開業の歯科医院は避ける。
|
新規開業3年くらいは経営的に不安定です。医院の診療システムができ上がっておらず、十分なサービスを提供しづらい環境です。開業後ある程度経過し、安定した歯科医院を選んだほうがよいでしょう。 逆に、歴史があれば良いというわけではありません。一定期間に、高度な治療技術を導入しなかった医院も避けましょう。 |
待合室や駐車場の込み具合は参考にならない。
| 待合室がいつも込んでいるから評判が良いとか、腕が良いという評価は馬鹿げています。予定どおりに治療が終わらないために、待ち合い室に患者さんがあふれているだけかもしれません。 従来型の保険中心の治療をしていると考えるべきです。 |
診療時間から診療レベルを判断する。
年中無休の歯科医院は避ける。
|
コンビニのように休み無しで開いている歯科で、高度な治療をしていることはまずありません。
高度で良い治療を正確に行うためには、歯科医師も休みをとり、心と体をリフレッシュする必要があるのです。
自由診療中心になれば経営状態もよくなりますので、自然と休みが多くなります。 |
予約制でない歯科医院は避ける。
|
予約制の歯科医院は、歯の具合が悪い時にすぐに診察してもらえないという難点はあります。 しかし、予定を立てて治療しなければ良い治療はできませんので、予約制の歯科医院のほうがレベルの高い治療を行っていると思われます。予約時間に治療が始まるということは、治療が正確ということです。 もちろん、形式だけの予約制で、予約時間に全く治療が始まらないようでは困ります。 |
院長の経歴から診療レベルを判断する。
開業地が出身地の先生に治療をお願いする。
| 都心部ではテナント開業は仕方がないのかも知れませんが、テナント開業ではインプラントを埋め込んだ後、どろんと消えてしまうかもしれません。土地開業で、その場所が先生の出身地であれば移転することはないでしょう。 先に述べたチェーン展開の歯科では、経営が悪くなれば、撤退の可能性が極めて高くなります。 |
自分より年齢が若い先生に治療をお願いする。
| インプラント治療などの自費治療を受けた後は、生涯をその先生に任せる可能性が高くなります。 ご高齢で、先生の方が先に亡くなるようでは困りますので、自分より年齢の若い先生か、後継者のいる医院で治療を受けて下さい。 |
担当ドクターが変わらないことが望ましい。
| 来院するたびに担当医が変わるのでは、患者さんは不安になると思われます。 良い治療を一貫して行うためには、治療のはじめから最後まで、一人の歯科医師が診察、治療するのが原則と考えます。 |
ホームページから診療レベルを判断する。
自院の症例が多く掲載されていて、院長の写真があるHPは参考になる。
| 治療内容などについての詳細な解説と、自院での治療が写真で掲載されていることにより、診療レベルが分かります。 院長の写真と、医院の写真(内装と外観の両方)が掲載されて自分が良いと思えば受診しましょう。 |
テンプレート型HPで、SEOだけが強い医院のホームページは参考にならない。
| 歯科医院のホームページの中には、規格化されたテンプレート型ホームページを使用しているものもあります。業者が持ってきた既製品のホームページに、医院や院長の写真、特徴・経歴をはめこんで作られたセミオーダーホームページです。このようなホームページは他県で院長の顔だけが異なる、ほぼ同じホームページを確認することができます。金太郎飴のように、どこを切っても同じものがでてくるのです。 一方、ホームページが患者さんの目にとまるように、多くのホームページには検索エンジン対策(SEO)が行われています。しかし、検索順位と、診療内容が推測できるホームページの真の内容とは別物です。 SEO対策がホームページの本来の内容を大きく上回っているホームページは、患者さんの目にはとまるかもしれませんが、本当の医院の工夫というものがホームページから分かりませんので、HP自体あまり参考にならないと思われます。 |
インプラント治療を行っていることを確認する。
| インプラント治療は難易度の高い治療です。インプラント治療を行うことで、歯科医も歯と歯周組織の大切さを実感できます。 また、インプラント治療などの高度な治療を行うことで、従来型の歯科治療を行うことが非常に簡単に感じられてきます。 |
インプラント治療の場合、難症例にも対応している医院か確認する。
| インプラント治療で最も重要なのは、歯科医師の技術力です。十分に審査・診断を行い、正しい術式で手術を行うことができるかどうかということです。 インプラント治療には、易しい症例と難しい症例があります。易しい症例は、インプラント初級・中級者の先生でも治療可能ですが、難易度の高い症例は、初級・中級者の先生はうまくできないことがあります。難易度の高い治療をこなせられる技術力のある先生は、平易な症例は当然こなせますし、手術の侵襲や、治療の回数・時間をより短くすることができます。 難易度の高いインプラント治療には、オール・オン・フォー、上顎洞挙上術、非吸収性膜を用いた歯槽骨造成術、傾斜インプラント埋入術、前歯部審美部位のインプラント埋入、即時負荷(即時機能)などがあります。これらの症例について自院の症例を用いてホームページで詳しく述べられていれば、技術力があるといえるでしょう。 |
インプラント治療では、一流メーカーの製品で治療を行っているか確認する。
| インプラント治療で術者(歯科医師)の技術の次に重要なのは、インプラントの種類です。今日のインプラント治療には40年以上の歴史がありますので、過去にはシェアを伸ばしたけれども、現在は消滅したインプラントの種類もあります。 日本で使用されているインプラントシステムは40種類以上ありますが、信頼できるインプラントメーカーは数社です。 患者さんが治療費の安さで医院を判断した場合や、歯科医が導入する価格が安いからといって成長が期待できないメーカーのインプラントを導入した場合、数年後そのインプラントが販売中止となる可能性があります。また、大幅なモデルチェンジを行った結果、メーカー自身が問題のあった製品を消滅させることもあります。将来、患者さんの口腔内が変化し、インプラントの設計変更が必要な可能性がありますので、メーカーの信頼性も考慮に入れないといけないのです。 インプラントの契約書から、あなたの体内に埋め込まれるインプラントの種類を確認して下さい(インプラント契約書にインプラントの種類が書かれていないようでは困ります)。 インターネットでそのインプラントを検索し、信頼できるメーカーかどうか調べて下さい。各国に複数のインプラントメーカーが存在します。インプラント治療の最新情報は海外から入ってきますので、国内だけでなく、世界のシェアなども確認して下さい。 |
診療器具はきちんと滅菌されているか確認する。
| 患者さんの体のことを心配している歯科医は、機材をきちんと滅菌し、コップやエプロンなどは使い捨てを使用、必ずゴム手袋を着用しています。滅菌機器が無ければ滅菌できませんので、ホームページより確認して下さい。 オートクレーブやケミクレーブがあるのは当然ですが、熱に弱い器具の滅菌では、ガス滅菌器も必須と思われます。ガス滅菌器はそれほど普及していませんので、存在していれば安心です。 |
治療費から診療レベルを判断する。
治療費が相場よりも極端に安い医院は避ける。
もし治療費がホームページに掲載されていたら、または、治療契約書をもらったら、相場と確認して下さい。この地域の相場は、一流メーカーのインプラント治療で1本30〜45万円、安価なメーカーのインプラントメーカーで1本25〜30万円です。奥歯より前歯はやや高くなります。 オーダーメイドのアバットメントについて、詳しくはこちら |
キリの良い治療費も心配です。
| 治療費を聞くと、「1本30万円です。」と一声でかえってきたら、単純なインプラント治療しか行えない歯科医院かもしれません。 骨造成などの補助手術や、スクリュー固定に用いた全顎にわたる上部構造を作ると、材料や技工代などが複雑になり、治療費の算定に少し時間がかかります。天然歯にクラウンを かぶせるのとは違い、見積に時間がかかり、端数がでることもあります。 治療費を聞くと即座にキリの良い数字で答えたならば、複雑な手術や特殊治療を行っていない可能性があります。技術力はあまり高くないのかもしれません。 |
| このサイトを友人にご紹介したい場合はこちらをクリックして下さい。 |




